相変わらず現実味がない。時間感覚がどんどん分からなくなっている。
溜め込んでいた家事を少しずつ処理し自炊をしても精神は良くなるどころか調理した物を食べ始めたところで憂鬱な感情に支配されてしまった。
どうしようもなくなった部屋を片付けてくれた人がいて、部屋の狭さか収納の少なさどちらかに言及してもう少しスペースがあれば良いのに、みたいなことを言われた気がする。
私としてはこの部屋で収まるくらいの荷物に減らしたい、と思ったが。
でもさすがにこの部屋に全て収めるというのはあまり現実的ではなくて、滅多に使わないものは実家に置いておく、くらいの余裕のなさではあると思う。
現実的には無理だけど、ほんとうは誰にも頼りたくない。ましてや好きな人たちに迷惑かけたくない。せめて可愛げのある甘え方をしたい。可愛くないことも嫌なことも言わずに済みたい。
誰のことも嫌いにならないためには誰のことも知り過ぎない必要がある。
狭量な人間にとっては。